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輝く夜明けに向かってのmhのレビュー・感想・評価

輝く夜明けに向かって(2006年製作の映画)
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ANC(アフリカ民族会議)のいち活動家の半生記。
反アパルトヘイトという神聖なテーマの影に、不倫の修羅場という俗っぽいテーマも配置してあってバランス悪い。主人公を素直に応援できないこともあるし、奥さんにもヘイトが向かうからやめてほしい。家族が拷問されてることよりも不倫むかつくのほうが勝るものなんだろうか。現実ではそうかもしれないけど、映画の世界ではあまり見ないパターン。ただ、脚本を担当されたかたのお父さんのほぼ実話とのことなのでだったら仕方ない。
みんながみんな崇高な志で戦っていたわけじゃない。それがわかるという意味では貴重な一本。
反アパルトヘイト運動を扱っててネルソン・マンデラが登場しないのはレアだなぁと思っていたら、最後に出てきた。
ネルソン・マンデラが捕らえられていた刑務所にこの映画の主人公もいたという設定だった。
面白かった。
mh

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