ピロシキ

青空娘のピロシキのレビュー・感想・評価

青空娘(1957年製作の映画)
4.5
まずジャケの美しさに見惚れ、格好良すぎるオープニングのタイトルバックに心奪われ、そこからは、まだ観終わってもいないのに「いやぁ、ほんっとにいい映画ですね〜」と、水野晴郎ばりに、少なくとも5, 6回はつぶやきながら見届けた。

主要キャスト、全員まとめて演技賞。主演女優と、彼女を取り合う男二人はさることながら、クソガキヒロシと女中のミヤコ蝶々が特に愛おしい。

外を自由に出歩けない生活が続くからこそ、こんなにもスカッとした映画の存在は貴重だ。「目を閉じれば、青空が広がる」という言葉は、口を閉じてもウイルスが広がるこんな時代にこそ必要だろう。

ほんで明日から会話中に手をパーにして「了解!✋」ってやったんねん。いや誰が分かんねん。
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