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月世界の女のnagashingのレビュー・感想・評価

月世界の女(1929年製作の映画)
2.5
月の裏側くんだりまで行ってほとんど冒険しないのでガッカリ。あいかわらずリッチな舞台装置、それなりに確かな科学考証、3時間の長丁場、90年前とは思わぬスペクタクルの総決算が、三角関係の決着なんて矮小なオチへと集約したのでズリ落ちた。月に飛び立つまでの前半のほうがおもしろい。謎のエージェントが暗躍し、扉の開閉がスリルを生むサスペンス。ハサミでちょん切られる植物や階段の手すりをすべり降りる子どものコメディリリーフもナイス。
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