焙煎マン

REX 恐竜物語の焙煎マンのレビュー・感想・評価

REX 恐竜物語(1993年製作の映画)
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子供だましの塊
恐竜を蘇らせて何をどう研究するのかとか明かされないまま蘇らせて、恐竜には病原菌がいるかも知れないと言いつつ防護服無し、手袋無しで恐竜を抱き上げたり、肉食であるはずの恐竜にピーマンを与える

そもそもピーマン生食は苦手以前に美味しくないでしょ…

REXも作り物臭いのは時代と技術の問題だし多少はしょうがないとは思う
それを踏まえても動きはぜんまい仕掛けみたいだし、動作が一々あざとくて恐竜らしさが微塵もない。

REXの維持費のために、CM出演してきな臭い問題に発展する展開もありましたが、そもそも生きた恐竜の研究に誰も出資しないのは無理がある。

ファミリー向け作品として作られたのは理解出来るが、この程度のガバガバでは騙せるのは小学校低学年ぐらいだろう

コカ・コーラやソニー、KFCの広告も相まって作中の父の助手、大助の金儲け主義批判が制作サイドへのブーメランになっている気がする。

クライマックスのドタバタもかなり無理があるし、そもそも何故千恵ちゃんは洞窟に行かずに街で休憩してたのか?

これも物語上、悪役である政府の人間とのドタバタ追いかけっこが映したかっただけでは…?
焙煎マン

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