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ヌードの夜のbのレビュー・感想・評価

ヌードの夜(1993年製作の映画)
4.2
全盛期の武映画ばりにフィルムに濃厚な死の匂いが充満していて不思議な妖艶さがある。死はエロい。あるファム・ファタールが死の中で完成される。だからこそ永遠に手に入ることはないのだが、ほんの一瞬あちらの世界への境界線を飛び越え、触れられた瞬間の圧倒的エロティシズム。生者と死者の交歓は良いです。大林的フェティシズムを思い出す。
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