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マイアミ・バイスのsugasanのレビュー・感想・評価

マイアミ・バイス(2006年製作の映画)
2.0
長すぎる上映時間の割に内容がペラッペラ。

主役の二人がチートすぎるせいで潜入捜査モノ特有のヒリヒリする緊張感がまるでなく、ピンチらしいピンチにも陥らない。

麻薬シンジケートを壊滅させるでもなく、ボスを逮捕するでもなく、FBIの裏切り者を炙り出すでもなく、あんた達2時間かけて何やってたの?

サントラ番長マイケル・マンとも思えないほど劇伴が印象に残らないし、ちょっとよかったのは時折挿入されるドキュメンタリータッチの臨場感と銃撃戦くらい。

こんな出来なら、タイトルから連想するような抜けるような青空のマイアミビーチでチャラ刑事がドンパチやるだけのバカアクションを撮ってりゃよかったのに。
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