RIO

ウィズネイルと僕のRIOのレビュー・感想・評価

ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)
4.5
1969年 ロンドンのカムデンタウン
ウィズネイルと僕は旅路の果てに向かう

リチャード・E・グラントと
ポール・マッギャンが圧倒的なかっこよさ!
お洒落ですね ファッションに大満足

役者志望だけど全く売れずに自暴自棄なんてもんじゃない
やさぐれてます‼‼それが半端なくって
カリスマ的に感じます 
隅々まで全然嫌いじゃない
ウィズネイルと僕の会話が最高に良い!

結構、汚い恰好をしているのにお坊ちゃま風で
鶏を絞める時も「キラキラした目でにらまれちゃ無理だ」
とか、ツボに入る言葉が連発します
川の魚を獲るウィズネイルは凄すぎ!

また汚い車に乗っているのですが実はジャガー
その車からウィズネイルが顔を出して道行く人に
「あんたも飛び出せよ 未来は真っ暗だぜっ」
なんてカッコいんでしょうか‼

モンティの別荘で僕が
ロバート・C・シェリフの戯曲「旅路の果て」を読んでました
何処からの引用なのか分からないですが所々
舞台のセリフが出てきて文学的でした

ウィズネイルの生き方はめちゃくちゃだけど僕は
彼からの洗礼を受けて成功への道を掴んだんじゃないかな
まともになろうとしているけれど
大切なものは捨てないでって願っています
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