おたしん

ウィズネイルと僕のおたしんのレビュー・感想・評価

ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)
3.6
雰囲気酔いできる映画に認定致します!

自堕落で廃れた生活。
いつも隣にいるのは癖のある同居人。
汚らしい部屋も清潔感のない奴らも80年代のロンドンのせいでカッコよく見えてしまう。
土砂降りの雨が印象的でファッションもお洒落にしか見えないし車が可愛くて強めのブリティッシュアクセントがサイコーです。

夢追人なのか諦めかけてるだけなのか分からないし、
お互いに必要としている存在なのかも分からない。
基本的にぶつかり合ってて時々意気投合するぐらいだけど結局別れ際には寂しくなるのが友人の良い所だったりするのかね。

88年にこんな作品があったのか。
その時代だからこそ生まれたのか。
クールな汚さが『トレインスポッティング』みたいに思えた。
ポールマッギャン確かにゲイっぽく見えるけどめちゃ魅力的でカッコいい俳優だ!

酒とタバコはほどほどに。
おたしん

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