のん

傷だらけの栄光ののんのレビュー・感想・評価

傷だらけの栄光(1956年製作の映画)
4.0

1940年代のイタリア系アメリカ人のボクサー、ロッキー・グラジアーノの自伝を原作とした映画。

どうしようもない不良のロッキー。刑務所のボクシング部に誘われ「嫌なら天にツバして生きろ」と言われた男がそこからプロを目指し、社会へ復帰し家庭を持ち幸せを掴むまでを描いた、泣いて笑えて興奮する爽やかなストーリー。

特に好きなのは、誰に対しても反抗的ですぐに暴力に訴えてた男が恋には奥手で、やがて妻となる彼女と出会ってから口説くまでの過程の微笑ましさ。
喧嘩っ早い男が「怒り、即、拳で返す」から、「怒り、一旦ショボンとする、そして頭であれこれ考えながらぶらつく」ように成長してる姿が元不良らしい成長過程で変化してくの可愛らしい。

ロッキーの人生のターニング・ポイント毎に心に残るシーンが盛り込まれていて、それを印象づけるポール・ニューマンの魅力。

スティーヴ・マックイーンも序盤に不良仲間の1人として出てて、こちらも若くてまだ可愛い。