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イップ・マン 葉問のIRISのネタバレレビュー・内容・結末

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

佛山を離れ家族と共に香港にやって来たイップ・マン。弟子入りしたい若者たちが次々やって来て香港の師範たちに認められ、武館を開くまでの戦いと、異種格闘技戦に巻き込まれていく後半。

弟子はとらない方針だったイップ・マンが生活のために武館を開く。
弟子たちが無用なケンカをして稽古場として借りていた場所を追い出されることになっても弟子たちを怒ることがない。過去に戦ってきた者たちが皆尊敬し、何かあれば助けてくれるところがイップ・マンの人間性をものがたっている。
師範たちとの戦いはちょっとワイヤーアクションが目立ったが久しぶりにサモ・ハンが観られたので良しとします。
イギリス統治下の香港、ボクシングの試合をするはずがなぜか異種格闘技戦。無理矢理感すごいです😅
結局イップ・マンも異種格闘技戦をやることになるがこれは結構見応えありました。途中から蹴りはダメとかメチャクチャなルール変更したり
するけどイップ・マンには関係ない。そこがまたいいんだよね。
(アクション指導は前作もそうだけどサモ・ハンがやってました。)

試合後のインタビューで"勝ったけど中国武術がボクシングより優れているわけではない、人の品格に優劣はない、お互いが尊重し合う仲になることを願う"という言葉。彼の精神が人々を魅了し尊敬されている。

ラストの子供が弟子入りしたいって来るシーンは何だろこのシーン?って思ったけど、なるほどね、これはいいシーンだった。
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