えりみ

イップ・マン 葉問のえりみのレビュー・感想・評価

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)
4.7
「シリーズ3作一挙上映」(※既に終了)という企画を発見し、初めて利用した早稲田松竹は思った以上にきれいで席間隔も広く大きなスクリーン。フィルム上映も久しぶりの体験でテンション上がった♪

原題も2となっており、前作でエピローグ扱いになっていた中国から香港にわたってきたところから物語はスタートする正式な続編。これは順番でちゃんと観ないとね。邦題は前に序章ってつけてしもたので漢字名で誤魔化したw
お話としてどこまで史実に忠実なのかはかなり怪しいストーリー。
というかロッキー4と同じ展開ww
ラスボスはボクシングvs詠春拳。英国重量級ボクシングチャンピオン役の人はボクシングよりカンフーが得意そうな動き。
売りはサモハン(サモ・ハン・キンポー)の出演。ドニー・イェンと洪拳vs詠春拳バトルを丸テーブルの上で繰り広げるのが見どころ。アポロ・クリード的な立ち位置ですw
前作で中ボスやった金山找(ルイスファン)が再登場。ちょっとエエ人に。

香港に移ってきても相変わらずの清貧の人格者イップマン。
おかげでまた奥さん(リン・ホン)苦労してます。金はないのにやることはやって2人目が出来て妊婦さんに。母は強しというか前作より鬼嫁っぷりは軽減。美貌は全く衰えません。
また最後に余計なブルース・リーネタを放り込んできてた(子供時代の彼を登場させる)のと、余韻台無しな中華ロックのエンディング曲がなければ言うことなし。
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