最初の感想、
神木くん、いい…映画部、いいね…、桐島バレー部
…バレー部?ん?…神木くんが桐島…じゃねえ!ちげえ!
観たいみたいと思ってようやく観た映画。
原作未読の上、思い出してみてもトレーラーも見ていなかった。
完全なる勘違い。桐島は神木くんじゃないのね。
同じすれ違いをしている人、絶対いる!(はず!)
そんな勘違いをしたところでこの映画、すごい良かった。
学校という社会的な規模で見るとほんとにちっちゃなコミュニティ、でも高校生にとってはそこが世界。
その世界の中での、日常と非日常。
高校生ひとりひとりの夢、友情、恋愛、悩みが、画的に多くは語っていないのになんだか感じ取れるすごい「あーーわかるわあーー」って共感できる空気。
たまらなく良かった。
同じ時間軸でそれぞれのシーンが展開する
クロスカッティング(でいいのかな)は告白の中島監督とか気持ちいいテンポで好きだったけど
桐島はまたちょっと違う、共感できる感情の交差で「え、次どうなるの?!気になる!」と声出したくなるほど気持ちよかったなあ。
神木くんが休日に映画(すごいナイスなチョイス!)を観たあとほんのり気になってるあの子との会話、わかるわあーーーその感じ!
そうだよね、そうなるよね、いいよなー楽しいよなあーー
ってシーンがすごい多くてここまで共感できる演技ってすごいんだろうなあと。
神木くんがメガネをクイッてあげる仕草がかわいらしくて好感度さらにアップ。
桐島の存在は気になるけど、個人的にはそれよりも「桐島」ってワードを軸につながってる
学校生活での会話とか目線とか、
友達との関係とか、なぜか威張ってるあいつとか
全部が、あー懐かしい…もう一回体験したい高校生活と何度も思ってしまう感覚がドハマリした。
窓際に座ってる女子とか、
目立たないけど絶対秘めてるもの持ってる女子とか、
いいですよね。
うち男子校だったからわからないけどね!
ブルーレイ買う。
2016年6本目(映画館1)