この少年は母親に恨みがあったのだろうか。
この少年からの目線で見ると母親が愛してくれてないと思ってしまう。小さい頃に抱きしめられている描写が1つもなかった。
母親目線で見るとどう接していいか分からない。父親は薄々気づいてたんだろう。2人ともおかしいということに気づいてたのに見て見ぬふりをしていた。お互いに子どもたちことを話し合っていれば何か変わったのでは。他人から見たら仲睦まじい家族に見えるけれど、この家族は胸の内を話さなすぎて取り繕っている。こんな家族は嫌だ。
最後のシーンで初めて抱きしめられる描写があるけれど、もし初めて抱きしめてもらったとすると少年の心はどうなるのか。自分が犯した罪に対して罪悪感を覚えるのか、母親に対して反抗的な態度を取りすぎたと思うのか、それともこれからも母親を恨み続けるのか。
