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少年は残酷な弓を射るのnatsukoのレビュー・感想・評価

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)
4.0
どーん…って観た後は気持ちが重くなった。
独身22の女がそう思うのだからこの映画の母親と同じ歳ぐらいで、息子がいる人が鑑賞したら…あまりお勧めできないかもしれない笑
とにかく元気なときに観るべき映画。笑
異常なまでに母親を嫌う息子ケビン。
それに戸惑いながらどう扱って良いのか分からず過ごす母親。
16歳になる直前に弓を射る息子。
うーん、母親を嫌ってるんじゃなくて異常なまでに執着してる。
これは母親への愛なのか…。
ただ、母親を困らせることでしかそれを表現できないってことなのかなぁ
結果それが歪んで愛なのかわからないこのような執着心が生まれてしまったのかな…
でもその見方は人それぞれ。
父親、妹はケビンにとって眼中になく、しかし父親には良い息子でいるっていう彼の決め事みたいなのがあったのか父親には良い顔するケビン。
まあそれも人それぞれ見方によって違うかもしれないが、そう思う場面が沢山出てきた。
あと最後の方でケビンが言った言葉、とても考えてしまった。

そしてこれまたエズラミラーがとんでもなく美少年なもんで残酷なのに美しくて儚げ。
邦題がまさにその通りで凄く良い。
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