あやこ

少年は残酷な弓を射るのあやこのレビュー・感想・評価

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)
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だから望まない妊娠は賛成しないんです…


他意があるのは承知の上での持論ですが、
でき婚の離婚率の高さを考えると、
望まない妊娠はダメ!絶対!なんだよなぁ。

もちろん、でき婚で幸せな家庭があるのもわかるんだけど。




あらすじは
「母親に異常なまでの悪意と執着心を持つ息子と、それに戸惑う母親の行きつく先は…」

そしてこのタイトルだから、
だいたいなんか弓関係のヤーな事が起こるんだべな、
と想像ついちゃうんですけど。

#邦題事故

んー、なんとなく、息子は自閉症なのかなー?と全編通して。

カウンセリングに連れていってほしかったなぁ、もっとちゃんと。


必死で母親に「なろう」とするエヴァに対し、
母親にだけは、かたくなに心を開かないケヴィン。

エヴァの、母親に「なってしまった」焦りを知ってか、
それとも、生まれながらに「悪」だったのか。


焦燥しきって世間に蔑まれる母親役のティルダ・スゥイントンすごくよかったー。


そしてラストのエズラ・ミラーの目。

すごい演技。

求めていたのは母の愛だけだったのかな。


母親は死ぬまで母親なんだなー。

子を産んで背負うものは大きい。
あやこ

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