愛欲の標的の作品情報・感想・評価・動画配信

「愛欲の標的」に投稿された感想・評価

安っぽい火サス感がたまらない。脇役ながら日野繭子さんの存在感が素晴らしい。絵沢萠子さんが事件に絡んでこなかったのが残念。皆様と同様、アメリカンラーメンが気になったのでググってみたけど情報なし。
桂千穂の本気なんだかギャグなんだかよく分からない馬鹿げたキャラクターたちの欲望と人殺し、休まることなく勃起しているかのような異様なテンションのシナリオに渋々付き合ってあげている田中登の映画という感じ。桂千穂が火なら田中登は水、ペラペラの映画にしたいわけでもなさそうだが、物語が詰め込むだけ詰め込んでいるので、その人物を掘り下げることに長けている田中登にはどうしようないというか、目まぐるしく動き続ける展開を映すので精一杯だったと思う(だからこその面白さもある)。
papi

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5.0
愛欲と策謀と殺し合い、合間にサバービアとイージーリスニング、こってこての昭和的リッチとエロス、好きなものしかない上にこんな話を実に丁寧に撮られたら感謝しかありません!
berThe

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2.5
2019.08.08
年取った金持ちの旦那を殺す為に若い愛人を作り、計画通り殺す事に成功した奥様。
愛人と別荘でイチャついてると「旦那を殺したの知ってるぞ」の電話が…

奥様、愛人、同居してる姪の欲深い関係と腹の探り合い。更に奥様は若い男を股つくりだし自分の武器に仕上げる。果たして勝者は?生き残るのは?

サスペンスとしてサクッと見れた。各キャラも良かったし。水島美奈子さんが特に良かった。
夫の財産を手中にするため、夫人(宮井えりな)とその情夫(中丸信)が完全犯罪を企てるのだが、姪(水島美奈子)の介入により戦々恐々とした状況に置かれてしまう。私利私欲が渦巻く、男女の腹の探り合いを綴っている、日活ロマンポルノ。

「夫人・情夫・姪」が、二枚舌ならぬ三枚舌、四枚舌まで利用して、三者鼎立を繰り広げていく。夫人と姪が異なる世代の魅力を放っており、「大人の妖艶さVS.若年の瑞々しさ」というポルノ的構図を作っている。

主人公の夫人は「自分に従順になってくれる強い男」を懐柔することで、戦況を有利にしていく魔性の女。懐柔される青年(河西健司)の同棲相手(日野繭子)が、ボヘミアン&ヒッピーの趣味をもっているのが面白い。

ドラマ面では、ミスリード狙いの場面がミエミエであり、女中の殺害シーンの演出もかなり見苦しい。しかしながら、熟年と若年の、世代間のお色気作戦を一息に拝めるという部分では及第点が挙げられる。
yuria

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5.0
さいっこー。
mingo

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3.8
シネマヴェーラにて鑑賞。
本作から2年後に火曜サスペンス劇場がスタートするのだが、なんつーか元祖火サスなテレビドラマ風のロマンポルノ。

そこまで評価が高くないみたいだが個人的にはB級感と海辺のロケーションが素晴らしくギャグも一際冴えていたように思う。電話番号は「よく逝く!(4919)」じゃねえよ笑
あとアメリカンラーメンて何?
当時の外国かぶれの日本人てすぐアメリカとかヨーロッパつけたがるからやべえ…

劇場にいるおっさんたちが席の取り合いで喧嘩するの見るのもう何度目かわかんないけど、映画が始まれば笑いが溢れる快作であった◎
皆さんと同じく火曜サスペンスをTVでなくスクリーンで観たという印象。

数少ない心に残ったことは、

主人公が着ていたクレージュの赤い合皮コート。

ボクシングとプラモデルが好きな若僧が放つ「(番号は)シックスナイン・シックスの良くイク! 電話待ってるぜ!」というパンチライン。

二股野郎のマンションの前にあったトリコロール配色の「アメリカンラーメン」という立て看板。

懐かしい泡あわ洗顔器。

ぐらい。

早い(テンポ)、安い(雰囲気)、あんまりうまくない(俳優)の三拍子揃った佳作映画だけど、やはり火曜サスペンスを課金されて観たという感じはどうしても拭えない…悪い意味で…。
火サスでシャブロルで、みているあいだ幸せだった。なんと素晴らしい。
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