Yukiko

ブルー・イン・ザ・フェイスのYukikoのレビュー・感想・評価

3.8
2021年4月28日
『ブルー・イン・ザ・フェイス』  1995年制作
監督、ポール・オースター&ウェイン・ワン。
ウェイン・ワン監督の作品に『スモーク』
『ジョイ・ラック・クラブ』『きいてほしいの、
あたしのこと~ウィン・ディキシーのいた夏』がある。

アメリカ、ニューヨーク州ブルックリン。
煙草屋を営むオーギー・レン(ハーヴェイ・カイテル)と、
その店に集まる仲間たちを描く。
煙草屋のオーナーのヴィニー(ヴィクター・アルゴ)は
煙草屋をやめて、今流行りの健康食レストランに変えようと
する。



『スモーク』の続編の映画。

『スモーク』の脇役だった人々を登場させ、「ブルー・イン・
ザ・フェイス」(→顔色が真っ青)になるまで、10分間の
即興的演技を披露するという趣旨の短時間、低予算で
作られた実験的な手法の映画。


登場人物の中には、映画『42~世界を変えた男』でも
語られる元ドジャースの選手だったジャッキー・ロビンソン
(キース・デイヴィッド)選手が登場する。
ドジャースは以前、カリフォルニアに移る前はブルックリン
が本拠地だった為、そこに住む皆もジャッキー・ロビンソン
選手もブルックリンとドジャースに愛着があるようだ。
二人が語るベルギー・ワッフルの話題が楽しい(^^♪

マドンナが電報配達員として登場!
超ミニスカート姿で、電文を歌って踊りながら披露。
インパクトある(^^♪

煙草にまつわる話を語るボブ(ジム・ジャームッシュ)
とオーギー。
ボブは禁煙する前の最後の1本を、オーギーの目前で
喫煙する。 

眼鏡について語るのは、ルー・リード。
レンズ半分入りの眼鏡というのには驚いた。

オーナーのヴィニーの妻ドット(ロザンヌ・バー)は、お店の
レジのお金をかっさらい、ラスベガスに行くと!
一緒に行こうとオーギーに迫る迫力! 無理やりキス。


 ・分からなかったのは、マイケル・J・フォックスさんも
  出演したらしいが、どこで?
 ・半ヌードでオーギーに迫る若い女性はどなた?
  オーギーの恋人役? おムネがオッキイ!
 ・お店の前で、ジーパンの膝を怪我したと語るホームレス
  まがいの方は誰?


楽しい映画でした。
エンディングまで楽しいよ。
Yukiko

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