ブルー・イン・ザ・フェイスの作品情報・感想・評価

「ブルー・イン・ザ・フェイス」に投稿された感想・評価

踊る猫

踊る猫の感想・評価

3.4
傑作にして力作である『スモーク』を撮ったその勢いでもう一本作っちゃいましょう、というノリの映画。もちろん基本的には『スモーク』を観てから観た方が良い。その軽いノリをどう評価するかが分かれ目となる。好意的に捉えれば例えばそれこそこの映画を、登場人物として現れるジム・ジャームッシュが撮ったようなものとして考えられるのかもしれない。オフビートと。ただ、ジム・ジャームッシュにあるような「間」がなく、基本的にはひたすらセリフの応酬と固定されたカメラで撮られる映像が続くので結構退屈に感じられた。例外としてはインタヴューやドキュメンタリー映像の挿入が挟まっており、その点ではデジタルカメラやスマホ撮影に慣れたこちらに斬新に感じさせるが……スジがあるようでないような散漫な構成を受け容れられるかどうかが境目かもしれない。基本的に「スジ」に囚われてしまう私とは相性が合わず。残念。
aco

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3.7
記録
itsuki

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4.5
スモークは最も好きな映画のひとつ。
そのスピンオフ的なこのブルーインザフェイス。
ずっと若い頃みたけれど、忘れていたのよ。
ブルックリンをさったドジャースの如く。
嫌煙されて消えていくケムリの如く。

そんなウッカリ忘れちゃっていた名作を、あーさんのレビューをきっかけに思い出して早速ブルックリン葉巻商会へ。
あーさん、ありがとうございます。

色んな人種がいて混沌としたブルックリン。
どあたま、ひったくりのシーン。
ひったくりなら東京でもあるだろう。
しかし、ブルックリンは一味違うのだ。
ひったくりの子供と被害者女性へのオーギーの対応にはシビれる。
流石、ブルックリン。

そんな街角のタバコ屋さんに集まる、色んな人達の喜怒哀楽な日々を描いた『ブルーインザフェイス』は、ほのぼのって雰囲気ではないけど、ほのぼのするというか、都会のオアシスみたいな救いがあってあったかいのです。
この雰囲気、好きなヤツだなぁ。

さりげなくキューバ葉巻UP.MANNのポスターがニクい。

ブルックリンかたぎ
金髪とメガネがなにやら語っているが、疲れた美輪明宏と疲れた吉幾三にしか見えない邪念に駆られた。
もし、みることがあれば邪念を共有しませんか。

へんなラッパーが店にきても、受け入れる店の度量と、へんなラップでインチキくさい時計が売れると思っているラッパーがすごい。

てか、そんな彼らみんなを受け入れるブルックリンってとってもステキ。

あ、
このラッパー、スモークにでてくるキレたクリムなんだそう。
そういえばそう見えるような。
実はクリムはおもしろいラッパーだったという妄想を楽しんだ。

…インチキ時計、ラップで売りさばいて手にしたお金とられたら、そりゃキレるか…と、もひとつ妄想を楽しむ。

ブルックリン葉巻商会。
みんなでケムリプカプカしながらしょうもない話や歌で笑い合う。
私も葉巻としょうもない話を少しは嗜む身としては是非とも仲間に入れて欲しい。
もしもそれが叶うなら、是非とも是非とも!
踊る電報で私に知らせて欲しい!

そんな風に思った鑑賞後、日々のストレスからくたくたに疲れた私の顔には、ほのかな笑みが浮かんでいたのでした。


おわり。









おまけ。

母親の見舞いの帰り、東京までは片道4時間。
まずはバス。
病院の帰りはクタクタなのだ。

バス停にはハイキングにきたのかそんな雰囲気のお年寄りが10人くらいお先にいらっしゃる。

ここのバス停からおよそ40分位でふもとの駅までいくのだが、なんと1日に一本だけ、バスタ新宿行きが走っている。
しかし、土日と夏休みや紅葉の季節だけ。
今日は平日。
バスタ新宿は遠いのだ。

新宿行きの高速バスの存在に気がついたおばあさんが、
『あれ!新宿にいくバスがあるよ!』
ざわつくお年寄り達。

メガネのおじいさん
『アハハハ。土日しか走ってないよ。今日は平日だからだめだねぇ。アハハハ』
アハハハお年寄り達。

なんとなくそのやりとりにつられた私は
『あのー、夏休みと紅葉の時期は平日でも走ってるみたいですよ』


静まるお年寄り達。
誰こいつ?
知り合い?
いや、しらねぇけど。
みたいな雰囲気。

『以前8月頃、目の前をバスタ新宿行きが通り過ぎていったんです。平日なのに!それでバス会社に問い合わせたところ、夏休みと紅葉の10月は平日も走ってるっていってました。』

静まるお年寄り達。

『そこの足湯に浸かってたんですけど、裸足で飛び出して追いかけましたが間に合いませんでした。アハアハ』
少し話を盛った私。

目を合わせるお年寄り達。

『もちろん、パンツは履いてましたよ!』
やぶれかぶれな私。

『ダハハハハハハー』
うけるお年寄り達。

やった!うけた!

おにいさん、あんたは何処から来てるんだい?
東京です。
私らも東京だよ。
多摩センターだよ。
なら新宿行けたら便利でしたね。
紅葉まだかねぇ。
縮まる距離感。

話に花が咲いた。


ところで何しにこんなところに来てるの?観光かい?
と、お年寄り。

母の見舞いで通っているのです。
と、僕。

偉いわねぇーの嵐。
大変よねぇーの台風。
そして、
『わたしらもう親孝行終わってとっくに親死んじゃったから楽でいいやね。ダーッハッハッハ』
の暴風域。

そのうち、ふもとの駅行きのバスがきて、バスに乗り込むお年寄り達と私。

前の方にお年寄り達。
1番後ろに私。

景色は綺麗だが、毎週の事なのでわたしはしっぽりブルーインザフェイスを観て過ごす。

やがて終点の駅に着き、お客さんみんなが降りた最後に私はバスを降りた。
すると、お年寄り達みなさんが私を待っていてくれて、

おかあさん、はやくよくなるといいわね。

がんばるのよ。

風邪引くなよ。

などなど、励ましの言葉の花束を沢山頂きました。

お年寄り達に感謝。
ブルーインザフェイスin栃木
そんな気分ひっさげて、軽いスキップちょっと一息お世話になっている最寄りのバルへ、ビールを飲みに行く私の心はとっても晴れやかでした。
台風一過。
あっぱれ、にっぽん!

多摩センターの先輩方、ありがとうございました。
”スモーク”のスピンオフのような作品。
季節は夏!ちょっと時期外しちゃったかな。(ハーヴェイ・カイテル効果でスコアが跳ね上がっているので注意!)

オープニングからオシャレな雰囲気がプンプン。。
音楽もクレジットもカッコいい!

そして、キャストが豪華〜
”スモーク”でおなじみ煙草屋のオーギー役に大好きなハーヴェイ・カイテル。店に来る客の一人にこの間「パターソン」ですっかりハマってしまったジム・ジャームッシュ(俳優として出演)。激シブ!
ジョン・ルーリーはミュージシャン役だったらしいが1回目では見つけられなかった…
2回目で発見!
眼鏡屋に扮するルー・リード、、
中学生の頃好きだった清志郎の盟友、仲井戸麗市似でめちゃくちゃ好みなんだけど…。
他にもマドンナやマイケルJフォックスが、何やってるんだ〜?な個性的な役で登場。。

ブルックリン…City of New Yorkにあるオーギーの煙草屋を出入りする人々が繰り広げる人間模様。
皆んなただ煙草を吸って、ダベっているだけ。時に歌い、笑い、泣き、怒り。。
その全てをオーギーは受け止めてくれる。
そう、オーギーの店は皆んなの憩いの場なんだ。


-ここからちょっとネタバレ-




ドジャースが移転した話、ブルックリン気質について、ピートの怪しいアンケート、何は無くともベガスに行きたいドットの話、はらわたを食いちぎりたいほど(怖!)オーギーにぞっこんなヴァイオレット、時計売りのラッパー、、
何でもありのオーギーの店。

”スモーク”ほど感動するエピソードもないのだけれど、このメンツがワイワイ楽しくやってるっていうだけでニヤニヤしてしまう。。

あーこんなに出ずっぱりなハーヴェイ・カイテルが見れるなんて!
眼福にも程がある!!

♫人生、生きてりゃいいことあるさ〜なんて皆んなで歌ってみたり。

あーこの世界にずっと浸っていたい。。




おしまい。




追記

エンディングで色んな曲が流れるのだけれど、どこかで聴いた…と思ったら矢野顕子のアルバムに入ってる曲!”JinJin”だ〜
調べたら沖縄民謡なんだとか。。
歌っているのは矢野顕子ではなかったようだけどもちろん、歌詞は沖縄弁。選曲もシブい!!


*パッケージのようなヒャッハーなラブコメではないので注意!笑
おーば

おーばの感想・評価

3.9
smokeの続編というかスピンオフ??

オーギーが自分の店のことをみんなが集まるたまり場って言ってたけど、今僕が住んでる家もそれが目的で借りてるんで、僕もあんなイケイケ渋爺になれるかな(笑)

安定の終わった後には一服しました。
aua

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1.9
集中してみれなかった
kny

knyの感想・評価

3.9
ブルックリンに行きたい!
タバコ吸いたい!と思わされる。
ブルックリン愛に溢れた映画
反対に日本の文化にも触れたくなるような地元愛を描いてると感じた
深く軽く良い
chihi

chihiの感想・評価

3.8
「Smoke」より軽くてストーリーは特になし。オーギーと仲間たちの雑談。にブルックリンについて語る人々のドキュメンタリーみたいなのが挟まりつつ。
「最後の一本をオーギーと」ジム・ジャームッシュの禁煙。
おかしな服装で下ネタ言いまくるマイケル・J・フォックス。
みんなでダンス。
離乳食はベルギーワッフル。
オーギーの彼女が知り合いに似すぎでおもしろかった。
☆☆☆★★

三軒茶屋中映
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