アヤ

わたしを離さないでのアヤのレビュー・感想・評価

わたしを離さないで(2010年製作の映画)
3.6
約束のネバーランド元ネタということで念頭におきつつ鑑賞。
おとなになったら臓器の提供者としてすぐ死ぬ運命にあるということ。
漫画に比べると飼育者としての人たちはもっと厳戒態勢の中育てていくかというとそうでもなく、結構ゆるいな?と思っていたのだけれどラストのやりとりでそういうことなのか、と納得もした。

ヘールシャムでの交換会で展示される商品たちがまるでゴミのようで、この世界はもしかして廃れているのか?と思ったのだけれど違って、本当にゴミだったんだ!とわかった瞬間が衝撃だった。
もう一つの衝撃はギャラリーの存在。

全体的に色彩は低く、映像は綺麗。最後まで鬱々としてて時々ハッとして頭を打たれるような展開。終わったあとはボーッとしてしまった。一つの世界を見せてもらったという感じ。
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