このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
原作未読です。
ドラマ版も未見です。
落ち着いた雰囲気で良かったです。
①観た理由
妻は原作を読んでいます。
彼女が「観てみたい。」ということで一緒に観ました。
観て良かったです。
②良かったところ
・キャシーとトミーの交流
・ルース
意地悪なところがありますが、人間くさくて良かったです。
魅力的なキャラクターでした。
最後の提供を終えたルースの顔……
・提供猶予について、先輩カップルと話すシーン
・提供猶予は噂にすぎないという現実
・大人になったトミーの叫び
③気になったところ
・クローンによる提供
現実に存在しない技術なので、キャシーたちの悩みにあまり共感できませんでした。
どこか冷めた視点で観ていました。
街並みなどが私たちの住む世界と変わらない結果、この技術の異質さが強調されているのかなと思いました。
・トミーとルース、トミーとキャシー
トミーとルースが付き合い始めたのは驚きでした。
最終的にトミーはキャシーと愛し合ったのも、なかなか衝撃的でした。
相手が変わること自体は、問題ではありません。
ただ、映画の短い時間だと、トミーの変わり身が早く感じました。
提供猶予との関係でトミーは「キャシーとは真剣に愛し合っている」と言いますが、「提供猶予の申請のために言ってるのかな?」と少し思ってしまう意地悪な私がいました。
③鑑賞時に予想していたこと
マダムがクローン技術の開発者なのかと勝手に予想していました。
マダムは罪悪感からクローンたちの創作物を収集していたのかなと。
実際は違いましたが……笑
④まとめ
いろいろ考えながら観ていたので、楽しかったです。
観て良かったです。