わたしを離さないでの作品情報・感想・評価

「わたしを離さないで」に投稿された感想・評価

いしだ

いしだの感想・評価

3.5
平均寿命100年の世界で、臓器提供のためにクローン人間が大量に生み出されている話。子供時代のクローンに創作活動をさせる理由とか、ところどころの設定がリアルでぞわっとした。原作を読んでみたくなった。
ダイナ

ダイナの感想・評価

3.3
生きるってなんだろう…

この作品は人それぞれ
感じることが違うのかもしれない。
自分は自分に与えられた“生”
について向き合いたくなりました。

ストーリーはあらかじめ
知っていたので切ない展開
ということはわかっていたけど、
それでもこのエンディングには
深く考えさせられる。

カズオイシグロの
原作を読んでみたくなりました。

映画としては、
好きな女優さんだらけで
彼女たちの演技を
見られただけでも満足。
特にキーラの最後はやばい。

お話としては、もっと長くてもいいから
この世界観に引きずり込んで
欲しかったなぁと個人的には思います。

このレビューはネタバレを含みます

本作には原作にはない映画的表現で成功している場面ありー
浜辺に打ち上げられた‘Arc’(舟)。
荒涼とした風景のなかの静謐な語り口が原作の魅力であるならば、色褪せ白んだ景色にたたずむ一艘の舟で3人の孤独感を際立たせた場面。
まさに、映画的…

だがやはり、映像化したことで原作から失われたものもある。
主人公キャシー・Hの独白を通して形を現してくる世の不条理が本の表現の良さで、形が先に在る映像では個人が際立つ結果となった様に思う。

キャシー、ルース、トミー3人の恋と裏切りを主軸に動いていくのだが、各々の人生に寄り添う毎に臓器移植のモチーフは非現実的に見えてくる。
設定に無理が感じられ、観賞者は置き去りにされていく気がした。
3人の役者が各々キャラクターを昇華させ素敵な演技をしているだけに、彼らの人生と巻き込まれる運命を無理やり力わざで繋げた印象。

丁寧に、原作の良さを活かし作ろうとしているのが伝わるので観て悔いはない(カズオ・イシグロ氏もクレジットに出ていた)が、その世界は作りきれていなかった様に思う。

原作の思い出のカセットテープ「NEVER LET ME GO」がキャシーの人生に与えたもの、も描かれていなかったのが残念。
ひろみ

ひろみの感想・評価

2.5
全体的にセピアがかった映像で
淡々と進むストーリー。

原作は読んでいませんが、
綾瀬はるか主演のドラマ版は観てたので
ストーリーは最初からわかってました。

この映画が大好きだという知人が
とにかくべた褒めしていたので、
そのつもりで見たら、う〜ん、
期待し過ぎてしまったかも…

見終わった後、救いがないなぁ〜と
なんとも後味が悪かったです…
救われない残酷な物語。
プロットが徹底された世界観。
だからこそ掴めそうで掴みとれない愛の神秘性と思い出という記憶の喪失性がより一層引き立ち物語に深みを落とす。
全体的にトーンは暗いが余韻が残る。
pupe

pupeの感想・評価

3.5
背景が美しく残酷さが引き立つ映画。
マダムの涙など原作で個人的に好きだったシーンが無くなっていたのが少し残念。
Akane

Akaneの感想・評価

3.1
すごい俳優陣…

生と死を考える
美しい描写と構成が良かった
さか

さかの感想・評価

3.4
見てて辛くなる映画。

情報なしで見たため、(本作品、有名だと知らずに録画消化で軽く見始めた私がいけないんだけど)
最初はお金持ちの学校の子供たちが隔離されてるのかと思いきや、
中盤くらいに衝撃的な事実をつきつけられた。


先生に自分はクローンで臓器提供のために生まれてきたと言われる。
小学生くらいの年頃に言うって残酷。


この映画の辛いところは、臓器提供者側の視点で描かれており、普通に恋はしているけど、臓器提供は待ってくれない。そして、手術中に死ぬかもわからない怖さ。

臓器提供が嫌なら逃げればいいとか、断ればいいとかそういう考えは、小さい頃から施設で育ってきたら、自分の宿命を受け止めることしかできないんだろうか。

臓器提供の話は医療ドラマで順番がまわってこない等で受ける側はよくあるけど、提供者側の視点は初めてみて衝撃的だった。
生があるうちに、臓器提供を考えるきっかけにはなるかもしれない。
🤔😢🏫🏥🚢
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