ドルフィンキック

ローマの休日のドルフィンキックのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
5.0
地上波のテレビ放送で見ました。

新日本語吹き替え版で、見たのですが、オードリー・ヘップバーンの声を、早見沙織さんが、グレゴリー・ペックの声を、浪川大輔さんが、担当されていて、それぞれ、とても良く合っていて、ナイスでした!

身分の違いのある男女の恋物語。

とにかく、若き日のオードリー・ヘップバーンの美しさが、際立っていて、髪型、衣装、表情、演技、仕草、本当に、どれも素敵でした。

グレゴリー・ペックは、当時の実年齢よりも、大人っぽく見えて、渋くて、背が高くて、とてもカッコ良かったですね。

本当に、お似合いのお二人でしたね。

ラブコメテイストな展開とシリアスな展開の混ざり具合が、絶妙で、笑いあり、涙あり、感動ありで、とても楽しめました♪

終盤から、どんな展開になって行き、最後、恋の行方は、どうなるんだろう~って、物語が、進みにつれて、グイグイと引き込まれてしまいました。

名シーンも、満載で、カフェでのコミカルなやり取り、真実の口のシーン、追手から逃げるシーン、再会するシーン、そして、ラストの記者会見のシーン・・・。

どのシーンも、とても良かったと思います。

最後の記者会見のシーンは、切なさの中にも、「うん、これで、良かったんだ。」って、満足感を感じることが、出来たので、とても感動しました。

映像も、素晴らしくて、ローマの美しい街並みや風景にとても癒されました♪

あと、全体的に、静かで、セリフが、ゆったりしていたので、落ち着いて、鑑賞出来たのも、好印象でした。

なので、映画を見ている間は、時間が、ゆっくりと流れている感じがして、とても心地良かったですね。

総合的に考えて、大満足の作品でした。

正に、不朽の名作ですね♪