理事長

ローマの休日の理事長のレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
4.0
✒️あらすじ
ヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女は、欧州各国を親善旅行で訪れていた。ローマでも公務をこなしていくアン。だが実は、彼女はこれまでのハードスケジュールでストレスが溜まっていた。主治医に鎮静剤を投与されるものの、気の高ぶりからか逆に目が冴えた彼女は、こっそり夜のローマの街へ繰り出すことに。やがて、薬が効いてくるとベンチで寝入ってしまうアン。そこへ偶然通りかかったアメリカ人の新聞記者ジョーは、彼女を一国の王女であることも知らずに自分のアパートで休ませるのだが…


✒️感想
レビュー400作目記念名作鑑賞!!!

チョイスは「ローマの休日」。
これは見ないと映画ファンじゃないと言われるほどの名作ですが、お恥ずかしながら初鑑賞です。

真実の口などのワンシーンは何度も見たことあるのですが😅

まず最初に特筆するべきはオードリーヘップバーンの美しさですよね...
本当に綺麗。愛らしい。可憐。
女性の容姿を褒める時に使う全ての言葉が当てはまるようなお方ですね🥰

そんな偉大な女優さんに加えてレトロな脚本を芸術的に魅せたのが、ここまで唯一性の高い作品に昇華されたんだろうなと...

真実の口のシーンは本人に内緒で、監督と相手役グレゴリーが打ち合わせして、本番でいきなり噛みちぎられた演技をして、真に受けたオードリーが本気で悲鳴をあげたという逸話は有名ですよね🤭

子供っぽい無邪気な面を見せたと思いきや、王女らしい賢くて礼儀があり大人っぽい気品のある振る舞いをしたりと、少女のような心を忘れないアン王女に魅せられた作品でした。


✒️作品情報
『ローマの休日』は、1953年に公開されたアメリカの映画。
イタリアのローマを表敬訪問した某国の王女が滞在先から飛び出し、市内で出会った新聞記者との1日の恋を描いている。
本作の原案は実際にはダルトン・トランボが執筆したもので、当時のマッカーシー旋風による赤狩りでトランボはハリウッドを追われていたため、名義を借用した。
アカデミー賞選考委員会は、1993年にトランボへ改めて「1953年最優秀原案賞」を贈呈している。
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