けんちん汁

ハロウィンのけんちん汁のレビュー・感想・評価

ハロウィン(1978年製作の映画)
3.9
元祖スラッシャーとも言われる偉大なこちらを鑑賞😁

マイケルマイヤーズっつう巨男が人間とは思えない素早さで出たり消えたりしながら、主人公のジェイミーリーカーティスを付け狙う話

のっけから有名なテーマとともにスタート。この時点でかなり期待を煽ってきます
そしてまずマイケルマイヤーズ誕生の話をするわけですが、これがマイケルの一人称時点で進むというなかなか粋な演出。
カーペンターってこんな上手いんだと少しびっくり😳
そして現代に飛び、ローリー編となるわけですが、ここでもしばらくマイケル目線でローリーを見つめるカメラワークが続く。
ローリーは把握していないのに、我々はこんなにも近くまで迫っていることを示され、そこでまた恐怖できる。
後ろで何か起こってるみたいな演出もめちゃくちゃ良くて、釘付けになりました。

でもこれスラッシャー系ではないですよね笑
マイケルの描き方があまりにも幽霊的で、追いかけてくる恐怖というよりは気付けばそこにいる的な恐怖で、途中で見方を幽霊系の見方にシフトしました
主人公的には目を離していないのに消えたりともうお前幽霊じゃん笑ってレベルのもありましたが、この際良いでしょう!😂

他にもジェイミーリーカーティスこん時二十歳かよ見えねぇ(失礼)や、マイケルずっと精神病院入ってた割には、僕より運転上手いななど色々な感想盛りだくさんの素晴らしい良作でした!