エアール

ハロウィンのエアールのレビュー・感想・評価

ハロウィン(1978年製作の映画)
3.7
カボチャの飾りを作って
ポップコーンを食いながら
ホラー映画なんぞ観てるばやいか…
あいつが、ブギーマンがやって来るぞ!!!


1963年 ハロウィンの夜
イリノイ州ハドンフィールドにて
平和な町に血が流れる、惨劇の夜
まだ幼い弟が
実の姉を包丁で滅多刺しにして殺害するという、衝撃の事件が。
裁判所の命令により、殺人を犯した6歳の少年マイケル・マイヤーズは
精神科病院へ
ーーマイケルの担当医 ルーミスは
病院の警備体制に不安を抱き
厳重にするように何度も警告するのだが
相手にしてもらえず。
たかだか6歳の坊やに何ができるの、とおバカな大人たち。


月日は流れ
1978年 ハロウィンの前夜
激しい雷雨の中、徘徊する患者たち、
移送手順の隙を突いて
車を奪い脱走に成功するマイケル。

そして、ハロウィンの夜
15年の時を経て彼がハドンフィールドに戻ってきた…

15年間無言を貫き、何を考えているか分からない不気味な男、
過去の事件により、今や呪われた家と呼ばれ住民も近寄らないマイヤーズ家、
不運にもマイケルの目に留まる、高校生のローリー、
そして悲劇に見舞われることとなる、ローリーの友人 アニーやリンダ、
尾行、やたらと見かける同じ車、
学校の教室の窓から、通学路でも、それからお隣家のお庭でも、
白塗りの仮面をかぶった、得体の知らない人がただただこちらをじっと見ている、
度々かかってくる無言電話、
子守のバイトと恐怖の時間、
消えるジュディス・マイヤーズの墓石、
金物店でハロウィンのマスクとナイフの盗難、
マイケルの行き先に心当たりがあり、担当医のルーミスもハドンフィールドへと車を走らせる、
尋常じゃない忍耐力、
凄まじいパワー、
吠えてた犬が突然静かになったり、
家にいるはずの友人の名を呼んでも応答がなかったり、
開きっぱなしの窓、
マスクでこもる鼻息の音、
闇の中で薄気味悪く光る、白塗りの仮面と刃渡りの長い包丁、…


お前さん、死なないの?笑
ホラーアイコンの代表格の一つにも挙げられる彼!!!

ジョン・カーペンター監督 × ジェイミー・リー・カーティス主演、
本作が映画デビューにあたるようで。
まあ〜母親があのジャネット・リーですし、
スターになるのが運命付けられているようなもんでしょう、笑

ヤツが現れると決まって流れるBGMに煽られる不安感、
ある一定値以上の緊張感を保ちながら、じわじわと迫り来る恐怖と得体の知れない不気味さがなによりの魅力、笑
エアール

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