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ハムナプトラ 失われた砂漠の都のEDDIEのレビュー・感想・評価

4.0
アナクスナムン〜!
イムホテップ〜!
2人の愛が時を超えて結実する珠玉のラブストーリー…ではありません。

やっぱ『ハムナプトラ』好きだなぁ。
私のハムナプトラデビューは実は2が先なんですよね。アメリカンプロレスのWWE(当時WWF)が好きだったので、現役だったロック様がハリウッド映画デビューするってんで映画館に観に行った記憶があります。
それからDVD借りて1を観て、2002年にはロック様のスピンオフ『スコーピオンキング』が公開されました。個人的には結構思い入れのあるアドベンチャー映画です。
似たような品目だと、『インディジョーンズ』シリーズよりも本シリーズの方が好きかもしれません(3作目はなかったと思ってる)。

ブレンダン・フレイザー演じるリック・オコーネルが、レイチェル・ワイズ演じるエヴリンとその兄ジョナサンと失われた砂漠の都ハムナプトラに向かうわけですね。
絞首刑台のリックを救うエヴリンたちっていうシーンがありましたが、これ撮影の時本当の事故になりかけたらしいですね…。ブレンダン呼吸停止したそうな。危ない危ない。

レイチェル・ワイズはめちゃくちゃキュートで可愛らしくて、イムホテップに捕らえられたときの怯えた表情がまた堪らないんですが、やはり本作の魅力はイムホテップの存在ですね。
過去鑑賞から20年近くの時が経とうとも忘れない彼の顔、キャラクター、もはや主役を食っていると言っても過言ではありません。2作目にも登場するのでもう彼なしではハムナプトラは語れないほど。
役者のアーノルド・ヴォスルーは本作のほかにも『G.I.ジョー』とか大人気ドラマシリーズ『24』シーズン4にも悪役で登場していたりします。

かつて自分のために自害したアナクスナムンを復活させるため、彼は儀式を執り行うわけですが、アナクスナムンなんて初登場シーン思春期真っ只中の私にとってはとても刺激の強いセクシーな格好でしたよ。

この手のシリーズに欠かせない迷宮の罠や仕掛け、大量の虫発生、ミイラの登場など、コメディ色も豊かに表現しているので軽い気持ちで観れるのも良いですね。

1932年の『ミイラ再生』リメイク作品として生み出された本作ですが、個人的に同じく同作リメイクのトム・クルーズの『ザ・マミー』が微妙だったが故、改めて好印象なエジプト舞台のアドベンチャー作品です。
近々2も久しぶりに見直してレビューあげたいと思います!

※2020年自宅鑑賞176本目
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