ゴジラシリーズ 第2作
ここでは映画史上初である怪獣同士の戦いが見られます。これまで恐竜同士の戦いは1925年の『ロストワールド』、恐竜vs怪獣の戦いは1933年の『キングコング』がありましたが怪獣vs怪獣はこの作品が初めてです。
時系列は第1作の続編です。前作の劇場動員数があまりに良かったから急遽製作が決定し半年以内で製作されたとか。
前作が社会派な内容であまりに完璧すぎたので、この映画はそのメインの方向性を人間ドラマに寄せています。その方向性の切り替えがすごく上手くいっていると感じました。前作と同じ方向性のものを作っていたら前作の焼き回しの駄作となっていた気がします。
撮影ミスが怪我の功名となったのかゴジラとアンギラスの戦いはとてもスピード感があり、ぴょこぴょこしてるのは見てて楽しかったです。舞台が大阪城ってのもすごくいいですよね。
今回はゴジラの造形があんまり好きではなかったのですが、総じてゴジラシリーズの中では結構好きな方でした!