Itotty

アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラのItottyのレビュー・感想・評価

3.2
シュワちゃん好きと言いつつ、これはまだ見てませんでした💦

時系列で言うと、
ターミネーター1984
ゴリラ1986
プレデター1987
という順番らしいのですが、そういう意味では納得。

ストーリーはいわゆる刑事アクションものなのでさておき、
シュワちゃんの演技はまだターミネーターひきづってるのか?と言わんばかりに比較的無表情。そして笑う時もターミネーターが笑ってるみたい😆最初、この映画のおかげでターミネーターにオファーされたのかと思ってました笑
あとはアクションですね。一応かなりやんちゃな刑事の設定(家にかなりの銃火器を保持)ではあるんですが、銃の構えや撃ち方がちょっと違う。プレデターと戦う時のあの最強感とは全然違うのです。それでも、本作でも1人でマフィア(とことんどんくさいのですけど)を壊滅させるあたり、ものすごく大味。牛丼特盛みたい😊
※あ、これらは全て褒め言葉です!


それでも、このアクションシーンで学ぶことはありました。
私、普段PUBGというゲームをしているのですが、いわゆる敵にやられないためには、敵の位置を把握することと、敵から打たれないように立ち回ることが大事なわけです。
本作のマフィアたちは、その辺りがダメダメ。反面教師で教えてくれるなんとも親切な方々でした。敵を倒そうと殺気立つよりも、まずは冷静に分析し自らを守ることが大切なのですね。いつかのときに生かそうと思います!


あともう一つ。
本作のシュワちゃんはとある事件で左遷された身で、郊外に転勤させられて奥さんはかなりヒステリーに。
家の中でケーキを投げるなんて、いくら愛していても怒っちゃうんでは?
それでも最後まで奥さんを思い続けるシュワちゃん。
そこに演技的な情愛はありませんが、その姿勢たるや、かっこ良き。

筋肉モリモリ、マッチョマンの変態野郎
とまで揶揄されても関係ねぇ!
漢の道を行くシュワに痺れましょう!
Itotty

Itotty