甘口パンダ

アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラの甘口パンダのレビュー・感想・評価

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CSムービープラスの「副音声でムービー•トーク!」とともに鑑賞。人気映画ライターグループ「映画木っ端微塵」の多田遠志、てらさわホーク、高橋ターヤンの皆さんが、それはそれは楽しそうに解説(おしゃべり)しておられました。
御三方が映画にツッコミまくって解説を進めるから、私も一緒に笑いながら鑑賞。こういう映画鑑賞も面白かったです!

シュワちゃん特有の超人的なキャラクター(人間くささなし。ロボット味が強い)が醸す空気感が全編を覆っている、不思議な映画で、妙に癖になると評されてました。

確かに、シュワちゃんはどこまでも通常運転。ラブシーンは湿度0%、潜入捜査もシュワちゃんがどっしりしてブレないから、周囲の俳優が熱演しててもロボットみたいに飄々としていてサスペンス感なし。
どんな場面の情感も、シュワちゃんのサラッとした爽やかな雰囲気に溶けてしまったんだね、なるほど〜。確かにそんな感じでした。

でも、出撃に向けての身支度はじっくり描いて、ガンアクションも安定の無双状態。これぞシュワちゃん劇場。お約束だし、これを見るための映画だね、カタルシスが大爆発してる、と。うんうん分かる!


「なんで邦題が“ゴリラ”⁉︎」とはよく言われることですが、シュワちゃんのシュワちゃんによるシュワちゃんのための映画に対して、インパクト120点の邦題を付けたね、こんな邦題つけられたら何も言えないね、と話してらして(意訳)、これもウンウン頷いてしまった!

結局、シュワちゃんの匂いを嗅ぎにいく映画ってことじゃないでしょうか。
それも一興だと思います😊
甘口パンダ

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