白夜の作品情報・感想・評価

「白夜」に投稿された感想・評価

この前みた2/デュオと同じく恋愛映画だが、見事にアプローチは真逆。こちらは綿密に演出し演者には勝手な演技をさせない事で、的確に監督の意思を伝える作法。
無駄な動き、情感を廃し、そこにあるドラマ、感情を各視聴者が自分の中から見出させる事で最大のドラマを作り上げている。

見せないアプローチ自体は2/デュオと同じなのに、やり方が全く違うというのが興味深い。

というか見せない事が伝えるの基本だよね。
やじま

やじまの感想・評価

4.3
橋の上から2人で屋形船を見下ろすシーンがよかった
ああいう瞬間は永遠

「なぜあなたをとても好きかわかる?私に恋してないからよ」という台詞が衝撃的に良い
主人公のような静かで気持ち悪い芸術家が好きなので刺さった
自由席

自由席の感想・評価

4.0
恋愛物なんですけど、ちょっと予想と違って、男女共に「えっ」っていう行動が結構多かったです。少し構えてましたが、普通に楽しめました。ブックレット読みごたえありました。再上映や再販やレンタルとか、機会できればまた観たいです。
もう10年近く前に京都か大阪で観たのをふと思い出した…マルテ…マルテ…マルテ…もう一回観たい。当時はブレッソンのことも知らなかった。
甲冑

甲冑の感想・評価

4.0
高い金を出して買ったので味わいもひとしお。(いずれまとめる)
うぅ…最高すぎるYO.......
MARTHEが可愛すぎる…
後、主人公が良い感じにキモくて良かったです。
ゆぅま

ゆぅまの感想・評価

4.5
ヒッチハイクという“手”を振りかざし対象物を“留める”行為から映画が始まり、その予感めいた動作は夢見心地な主人公の生活の端々に散見でき、例えば絵を描くという行為を通して対象物をキャンパスの中へ“留める”であったり、夢想する恋物語を録音機の中へ“留める”であったりと。そしてその“留める”という行為がポン=ヌフで身投げ寸前であった女をも“留めて”しまう。しかし運命か皮肉か来るあてのない男を待つために夜毎ポン=ヌフへと訪れるその女も“留めて”しまう側の人間であった。この日から始まる恋の共犯関係は解放の一端を見せることはなく、彼らのバックで流れる音楽が平凡なる関係性を美しく有限的なものへと包み偽りの時間へ“留めて”しまう。そしてその偽りの時間が共犯関係から恋愛関係へと発展し“手を繋ぐ”などの“手”を使った行為が次第と増え互いに互いを“留め”ようとするも“永遠を愛す”女と“瞬間を愛す”男が恋人として“留め合う”ことはなく破局へ向かう、、。
やーっとBlu-rayが手に入りました。高いね〜。1年以内に再販されたらへこむな。そして噂通りの大傑作。静かにヤバイ2人のラブストーリー。派手なことはしてないけど、『8 1/2』『暗殺の森』に並ぶ芸術映画に仕上がってる。値段以上の価値あり!
Aircon

Airconの感想・評価

3.6
脚本的な流れはわかるんだけど、難しい。
とくに最後のオチとか別になにも感じなかったってことは、主人公の気持ちが全然わかってないんだろうな。
この女を魅力的と思えない時点で、なにか自分の感覚とずれているんだと思う。

共感は必ずしも必要ではないけど、シンプルな脚本なだけに乗れなすぎた。
文章で読んだらその綺麗さはもっとわかりそう。
lagrima

lagrimaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初めて見た監督作品がラルジャンだった為、印象の差に驚いた。

軽快な音楽や思わずツッコミたくなる主人公の行動、完結の仕方等、謎の親近感のような不思議さを感じた。

取り敢えず、冒頭の前転からの最後、希望を捨てない彼の健気なことよ…

素人を起用していながら最終的には観ている人間を入れ込ませる手腕に、改めて他作品もしっかり鑑賞せねばと思えた。

個人的に雨が降っている外を窓から覗き込むシーンや、月を見上げてからのあの展開が好きですね。観光船キレイだった。

優しいだけの男性は駄目だったのよ…彼の愛に祝福あれ………
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