メメ

Kids Return キッズ・リターンのメメのレビュー・感想・評価

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)
4.1
ああこれは北野作品の中で一番好きかもしれない。
なんて美しいラスト。
それぞれの青春、そして挫折。何度転んでも、人生は続いていく。
なんにも考えていなかったあの頃に戻れたら。ある程度の年になればきっと誰もがそんなことを思ったことがあるだろう。

大人になると自分でお金を稼いで生きていかなきゃいけないし、うまくいかなくてもやめるわけにはいかないし、本当は寂しくて泣き出したくても泣いてばかりもいられない。別に特別死にたいわけでもないけど、単調な日々を過ごしていると、大人になるのは残酷だなあと時々思う。でも確かな希望もそこにはあるはずだ。

モロ師岡のクズっぷりが素晴らしかった笑
このストーリーで最後に希望をもってくるなんて、ずるいよなあ。こんなん最高に決まってる。
色々あるけど大丈夫だよって、優しく背中を押してくれる映画だった。