ちゃんご

北のカナリアたちのちゃんごのレビュー・感想・評価

北のカナリアたち(2012年製作の映画)
3.9
●キャストが豪華。そして、演技派揃い。

●途中から次々に謎が出てきて、すごいワクワクした。

●子ども達の心情がリアルに描かれてて、その本当の心情が大人になってようやく明かされていくところが面白かった。

●柴田恭兵が犬といるシーン、一瞬だけど深かった。小池栄子と女のシーンも。あまり言葉で語らないで描いてるところが良かった。

●この映画に出てくる子ども達の多くがそれぞれに罪の意識を長年背負って、大人になってからようやくその罪を告白し、そして解放される。宮崎あおいと勝地涼の大人になってからのシーンがとくに良かった。

●劇中「見てしまった!」というシーンがいくつかある。ある人が普段隠してる部分を偶然見てしまい、衝撃を受ける。子どものときそれを見て、大人になるまでにどう理解していったかでルートが変わっていくような。松田龍平は父親と話して変わり、小池栄子は自分の中に抱え込んで大人になった。…深い!

●葉書のシーン、良い。