おかみにゃん

北のカナリアたちのおかみにゃんのレビュー・感想・評価

北のカナリアたち(2012年製作の映画)
3.0
2014/2/17
いくら吉永さゆり様といえども、里見浩太朗の娘で仲村トオルの恋人という40代前半という設定はちょっとミスキャストすぎなのではないか…ということが気になってしまい、映画に集中できなかった。
でもそのマイナス面はあったけど、映画そのものは感動的ミステリーというカテゴリーなら秀逸。
原案となった「往復書簡」で物足りなさを感じた物語の奥行の深さ・余韻といったものが丹念に表現されていた。原作を越えることのできる数少ない映画だと思う。