近年巷のカフェや雑貨屋などがに取り入れてドヤってる「オサレな街」とは正反対のブルックリンが舞台。
20年前にマンハッタンから地下鉄で行こうとして、周囲から「出来れば止めておけ」と言われたブルックリン（行ったけど）。
映画『SMOKE』などでも描かれたプロスペクトパーク以南の公営住宅（今や麻薬取引の場所化している）のあるリアルなブルックリン。
君子危うきに近寄らずを貫き通し、波風を立てず、退職まで現場警官を務め上げたギア様が（やっぱりギア様は制服姿が似合う）内なる声に突き動かされて本当の正義を行うのが退職後というのがミソ。
設定が陳腐なのでイーサン・ホークやドン・チードルといった名優たちの演技力を十分に引き出せてないのが残念だけど（そういうタイプの監督じゃないので了承済）その中でエレン・バーキンのビッ〇っぷりだけが際立ってたw
