アントワン・フークア監督作。
まったく違う3人の刑事が1つの事件に交錯するてことで邦題が「クロッシング」なのかな?
(同時期に同タイトルで韓国映画あったんでまぎらわしい)悲壮感漂う警官達。原題は「BROOKLYN'S FINEST」(=ブルックリンの警官たち)。
大金に目がくらむのを必死に抑えてる麻薬捜査官、手柄をあげたいけどいろいろしがらみに悩む潜入捜査官、定年退職間際の警官
まじめにやってるのに報われない…という思いがちらほら見え隠れ。どのエピソードもなかなか悲壮感漂う感じで良い。
特にサル(イーサン)の切羽詰った感じ。家族のためお金のために無謀なことをしでかそうとテンパッちゃってるのがすごい伝わる。同僚の助言にも聴く耳持たないし。
そんな3人にどんなつながりがあるの?どう絡んでくるの?どうクロッシングするの?って期待はしちゃうよね。
たしかに、絡んでるっちゃ、絡んでた?けど。
邦題につられてもっと3人の関係が何か深いものがあるのか?と期待したけどそこまでじゃなかった。
でも悲壮感たっぷり警官の物語として見ごたえあり、楽しめました。