ピュンピュン丸

赤い河のピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

赤い河(1948年製作の映画)
4.7
ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフト 2大スター競演。ジョン・ウェインは言わずもがなだが、モンゴメリー・クリフトも結構カウボーイ姿が似合っている。

決闘中心の西部劇ではなく、西部開拓時代の「生きる」ための戦いが描かれている。牧場経営に全てを賭ける執念の男(ジョン・ウェイン)と、彼についていく男、反目する男、関わる女性たちの人間模様。

初見のときから、自分の評価は高い。大好きな西部劇の一つだ。

それにしても、あれだけの牛の群れをどうやって撮影したのか?今ならCGで、恐竜でもネズミでも大量コピーできるさから驚きもしないが、当時だから、本物の牛を何千頭も集めて、本当に走らせたのだろうか。映画製作にかける意気込みに感動してしまう。

それから、当時の俳優たちは本当に乗馬がうまい。板に付いている。^ ^