当時99 才の新藤兼人監督の遺作、この年齢で映画を撮る執念、最高齢監督作品では?と調べたら上には上がいる、101 才ポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督『アンジェリカの微笑み』らしい。貧村農家…
>>続きを読む99歳の新藤兼人監督の最後の作品は実体験を基に作られている。
この作品は、これから死地の戦場に出兵する戦友に託された妻宛のハガキを届ける一兵士の物語である。
上官に引かれるクジによって生死を分けられ…
「戦争は人殺し。やってはいけない」
長年訴え続けてきたテーマ。
1912年広島生まれの新藤監督が、
“映画人生最後の作品”として
世に送り出した遺作。
重い内容の作品でも、
笑いの要素を忘れない…
監督自身が体験した戦中のエピソードから始まっているのね。上官の引いたクジで運命が決められ生き残る男。
戦友に妻からの葉書を託され、戦後、未亡人となったその女性のもとへ行く。未亡人に大竹しのぶ、戦死し…
この映画、どう見たら良いのか?進藤監督の最期の作品である。
戦争の影響を受けた民間人を一軒の農家を舞台に描いた映画。これが本当の映画だよね。
こんな風な映画、作る人これから出るかなー
昭和の映画全盛…
終戦の日なので、戦争を扱った作品を借りて、観ました。
100歳で逝去されるわずか2年前、つまり98歳でこの作品を撮った新藤兼人監督。
まさに、反戦いや戦争への憎しみをライフワークにしてこられた監…
監督の遺作。素晴らしい。新藤監督の常にベースにある戦争バカヤロー!は今作もヒシヒシと。それを生涯言い続け、作り続ける凄さは計り知れない。戦争バカヤロー!って非常に大事な事だ。加えて今作の素晴らしい所…
>>続きを読む序盤から中盤にかけて大竹しのぶの命運は酷く悲惨なのだが、新藤監督ならではのリズムでトントンと話が進むのは、内容に反してどこかコミカルさが滲み出ている。生きるってことは凄まじいことだ。植えた麦の如く、…
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