Yukiko

我が家の楽園のYukikoのレビュー・感想・評価

我が家の楽園(1938年製作の映画)
4.1
2021年1月21日
『我が家の楽園』  1938年制作
監督、フランク・キャプラ。
『素晴らしき哉、人生』『或る夜の出来事』の監督さんだ。
製作、コロンビア

ウォール街で金融業を営むアンソニー・カービー(エドワード
・アーノルド)は事業拡張のために、武器製造のラムジー社を
企業買収すると共に、その周辺の土地を不動産会社に依頼
して買い占めていた。
その中に一軒だけ立ち退かない家があった。
バンダーホフ一家で、その家の老人マーティン(ライオネル・
バリモア)は楽しく生きることを常としていた。
息子とその妻、孫たちに加え、一風変わった発明家や、孫の
バレエの先生などが始終出入りしていた。
その中の孫のアリス(ジーン・アーサー)は、カービーの
息子で副社長のトニー(ジェームズ・スチュワート)と
交際し、プロポーズされていた。


第11回アカデミー賞最優秀作品賞受賞


楽しく、能天気な物語(^^♪ かも?


何故、花火製造するの? それは趣味か。

花火があれほど爆発して、家は何ともなかったのは何故?
火事で家が燃えてしまったかと思った。

変わった老人マーティンと言うけれど、話の展開に折々
発言するその言葉は、この祖父こそがまとも!!と思って
しまう。


姉のエシーは何故踊る? 狭い家の中で。

バレエの先生はいきなりカービーを持ち上げてレスリング
まがいの事をしようとする・・・・下ろす時に首を折らない
かしら?と驚き、不安になった。
まぁ、大丈夫だったけれど。 アブナイヨォ~・・・

ストーリー展開は楽しく、起承転結の転のところで、いろいろ
ありはするけれど、映画を観て楽しかった、良かったと満足
して終わる、メデタシメデタシと平和的な映画作品。

昨日観た『コールド・スキン』の真っ向逆の、人に囲まれ、
楽しい人生♪ という映画だ。 

:::::::::::::::::::::::::::

第12回アカデミー賞最優秀作品賞受賞は『風と共に去りぬ』

これはもう何度も、何度も観ている。
大抵、年末年始にテレビで放映しているよね。
大好きな映画だけれど、再鑑賞せずに、次の第13回の賞の
映画を観ることとする。
Yukiko

Yukiko