"恋愛とは孤独でいられない男と女の、逃げ道なんだ。"
否定するのでも、肯定しすぎるのでもなく、お互いの心に触れたいと、真摯に相手の話に耳を傾け合うふたり…(*´︶`*)♡
『男女が会話してるだけの100分』って聞いて、これは私寝落ちだなって心配だったけど、素敵な二人の掛け合いにちょうどいい具合にまどろんで癒された…
旅行中のとある男女が列車の中で出会い、ウィーンの街を一晩語り歩く…言ってしまえばそれだけの映画。
日本人同士ではできないようなお互いの宗教観の話とか、自分が許せないこととか、日々の小さな疑問とか。ちょっと哲学的だけど、とにかく絵になる二人の会話(*´︶`*)
「列車を降りた時から、あなたと寝てもいいと思ってた。」だと…？それは絶対に後づけですよ。厳密に振り返るなら、その瞬間は列車で目があった時だよ絶対。女ってそういうものです。笑
今も渋かっこよく仕上がったイーサン・ホークだけど、若い時はやんちゃ感があってセクシー。列車なんてすぐ降ります一緒に。笑
女優さんのほうも透明感があってかわいい。
別々の帰路につくラストのシーン。朝が訪れたウィーンの街並みと、二人が語り合った場所が次々に映し出される。
一緒に過ごした時間を静かに回想しながら、汽車に揺られて目を閉じる二人の表情がとってもいい。
しかしながら、私にはロマンチック濃度が高すぎたので、続編2作を見る前に、ゾンビ映画とか見て一旦落ち着きたいと思います。笑
そして旅先でこんなステキなことがあるといいよな…なんて妄想しながら、詐欺師に気を付けたいと思います。笑
