このレビューはネタバレを含みます
電車の中で出会った二人が会話しながら物語が進んでいくのは、とても新鮮だったのと同時に引き込まれた。
生まれた国も環境も考え方も違う二人だけど、生きるということや愛とはなんだろうということに対しての情熱やもどかしさ、孤独を感じているというのを共有していくことで、二人の距離が縮まった。
しかし時間には勝つことができない。
二人の会話の中で印象に残る言葉や価値観が沢山あった。
こういう話を真剣に時に冗談っぽく話せる関係はいいなと思った。
二人で電話しているふりをして、本音を話すシーンはとても素敵だった。