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生きてる死骸のiceblueのレビュー・感想・評価

生きてる死骸(1941年製作の映画)
3.7
頭のおかしい妹達の面倒は自分がみなければいけない。
逃れられない運命にからめとられた生真面目な女性。
すごいタイトル…。原題からすると自分を犠牲にして人生をあきらめてしまったということなのでしょう。

辺鄙なイギリスの片田舎のお屋敷で家政婦をしている女性のある計画。そこへ登場するのは予期せぬ第三者…。
霧に煙った湿地帯のお屋敷。木切れや墓石に文字の書かれたオープニングがサスペンス風の幕開けでなかなかいいです。

妹達は確かに社会不適合だけれど、この女性もやっぱりどこかおかしかったのかも。
いや、すべてうまく行けば幸せになれるというただその一点に向けた執念か。
それにしても…。妹達の台詞に脱力。彼女が不憫に思えます。
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