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学生野郎と娘たちの一のレビュー・感想・評価

学生野郎と娘たち(1960年製作の映画)
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とにかく学費が問題の大学映画。学費値上げ反対運動は「困難な時代です。幸運を祈ります。」が口癖のエリート学長にのらりくらりとかわされあっけなく萎んでいく。ひとり気を張る中原早苗がかっこいい。「うるせえぞ!ロッキード!」キレ味鋭いラストの捨て台詞最高。「嫌いな相手には妥協したくないの!」とキッパリ言い切る芯の強そうな芦川いづみがレイプ撲殺ガス自殺と悲劇的要素をすべて引き受ける。コールガールになった芦川がそうとは知らない彼氏のいる料亭に呼ばれるシーンでは、気づいた男たちの顔のあとにあるべき芦川の顔の切り返しが省略されていてすごく不思議だった。変なことするな~。