ギャングの一生涯を描いた映画というよりも1人のマザコンである男の人生を描いた映画という感想。
凶悪強盗犯として名があるギャングのコーディ。
彼の非道さには目を覆いたくなる。
敵が目の前にいれば撃つ。
仲間が虫の息なら見捨てる。
アウトローの世界に憧れを持つものにはたまらなくカッコイイだろう。
けど彼
マザコンなんだぜ!
まぁ、彼を極悪に育てたのが母親ってのが「なんじゃ、そりゃ!」て感じだけど。
彼の妻、彼の部下、周りを囲む者達も悪い奴らがいっぱいだ。
すぐ撃つ、裏切るなんて屁とも思っていない奴らばかり。
けどトップに君臨する彼
マザコンなんだぜ!
この時代の作品としてストーリーもしっかりしているしわかりやすいしで観やすかった。
最後の叫び。
「俺は世界一だ!」のシーン。
ギャングの世界一・・・に上り詰めたとはとても思えなかった。
だって彼
マザコンなんだぜ!
あっ、そっちの世界一に上り詰めたって事かな。