おむすび

泥の河のおむすびのレビュー・感想・評価

泥の河(1981年製作の映画)
3.0
午前十時の16作目は「泥の河」。

昭和の哀しみ。

川底は泥。
川の上は天神祭の舟が行く。

泥は沈めておかないと、河が濁る。
しずかにひっそりと沈む(沈ませている)、
社会と人生の泥を描いた映画。

冒頭の河の色、白黒映画やのに、やけに印象に残ったな。

あとは加賀まりこの美しさ。
ずーーっと気持ち悪い大阪弁が箪笥の向こうから聞こえるだけで、ひっぱってひっぱってハードル上がりまくったとこで登場。
やっぱり綺麗。
演技はほかの役者がうますぎて、正直なところ断トツ残念なんですが
そんなんどうでもいいほど美しい!
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