ひろゆき

カイロの紫のバラのひろゆきのレビュー・感想・評価

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)
3.2
銀幕短評(#404)

「カイロの紫のバラ」
1985年、アメリカ。 1時間22分。

総合評価 63点。

ミア・ファローのキスはすてきですね。絶妙の間合いで、押すでも引くでもなく うつくしい姿勢を保つ。あれは ずいぶん経験を積んでいますね。するほうにも安心感が生まれる。「華麗なるギャツビー」を観返したくなりました。

わたしは この映画にはちょっと肩透かしを食いました。みなさん軒並み 4点、5点をつけておられるので、大いに期待したのですが。ウディ・アレンの感性に わたしは向いていないかもしれない。いま公開中の傘映画は 早く観たいのですが。

そもそもセシリアが無邪気すぎて、八方美人になってしまっているのに ついて行けない。おとこに期待を、気をもたせすぎている。わたしはそういう女性には なるだけ近づかないようにしています。が、

劇中劇のある映画としては、「アーティスト」(#195、75点)、「エド・ウッド」(#248、78点)が とりわけおもしろいですね。
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