パイレーツのバルボッサ役で知られるジェフリー・ラッシュの出世作。この作品は彼の怪演の映画です。実在のピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴットを描くヒューマンドラマ。音はヘルフゴットらしいのですが、指は全てジェフリー。習ってた経験があるとはいえよく動くし、精神を病んだ天才をこんなにも違和感なく演じている。この演技は最高です。ストーリーはやや重ためで、父親との確執、才能ゆえの苦悩、精神異常。重めのヒューマンドラマが好きな方はぜひ。ラストも開放されるような展開で好きな終わり方でした。
バルボッサとは全く違うジェフリー・ラッシュが見れます。出演する映画毎に違ってみえる、ほんとに最高の役者ですねっ!