ひろせ

生れてはみたけれどのひろせのレビュー・感想・評価

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)
4.4
サイレント映画やっぱり大好き!

前半少し退屈かな〜と思ったけど、後半でどんどん展開して行って目が離せなかった
「どうして太郎ちゃんのお父ちゃんだけ重役で うちのお父ちゃんは重役でないの?」から始まる会話がすごく好き。
父親の役割。母親の役割。
いまはほぼ失われつつある家族のかたち、が、ちょうど崩壊しつつあった時代にこれ作れるってどんだけの観察眼だよすごいほんと。しかもこの時まだ小津20代なのか…
父親の威厳が失われるのって男の子にとってはショックなんだよなぁ。
階級差の悲しさ。
でも暖かく締めてて後味ほっこり。

卵。オナカヲコワシテイマス。