生れてはみたけれどの作品情報・感想・評価・動画配信

「生れてはみたけれど」に投稿された感想・評価

おいこんなん泣けるわ。。
音楽すらないサイレント映画初めて観たかも
洋題は " I was born, but... "
突貫小僧と青木放屁は顔が似ていると思ったら異父兄弟というまめ。小学校の教室に爆弾三勇士の額が飾られているのめちゃくちゃやだな。食べることの併せ持つ自由と抗うことのできない欲求に屈する後ろめたさ。どうせ食うなら団欒を分かち合わなという諦念。帽子文化って挨拶がより視覚的なのがよい。
小津監督初期のサイレント映画。まぁ、素晴らしい! 悪ガキっぽい子どもたちと大人たちの関係がいい。時代が変わってもサラリーマンの悲哀は同じ。喜劇らしい終わり方もgood!
さすがはキネマの豆腐屋!
東京郊外に引っ越した
中流の家族の他愛ない日常を映しつつ
お金があればエラいのか?
地位のある人にペコペコするのは
意気地が無いのか? というような
普遍的で核心めいた命題に
ナチュラルに接近していく

父親ごときに挨拶するのに脱帽したり
喧嘩を売るときや売られたとき
サッと履いてる下駄を手に取ったり
時代感たっぷりの子供のしぐさが
かわいらしいんだなあ
   
2020.10.25
いや良すぎ
良すぎてコメディなのにちょっと泣きそうになったわ
桂木

桂木の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

入れ歯のくだり、すごいおもしろい
線路のシーン、絶対電車走ってる
普段部屋の中で食べるおむすびを、親子3人で並んで外で食べるという着地、さすがです
osaka

osakaの感想・評価

3.7
1932年は子供は大人へと至る発達段階であるという概念はほとんど崩壊している時代だとは思うが、未だ地続きの関係でしか子供を捉えることができない親父と「おれたちは子供だい!」と主張するガキ達の対決を見せていく。

その境界となる踏切はかならず毎日定刻になるとあがったりさがったりするわけだが、それとほぼ同じものとして食事が描かれるのが何とも不気味。これが自分が家族との食事に妙な違和感を抱く理由だったのかもしれん。だからこそ、学校から抜け出して空き地で弁当食べるあのシーンは最高に感動的。

物語はとても妙な、不気味な「共存」の世界を描いているのだから、もっとスタイルに依った、もしくは間を引き延ばした見せ方をしてもよかったのではないかとも思う。セリフは良かった。「お父さんより偉くなればいいじゃない」という母親のセリフや、「あいつらもいずれわかる」的な父親のセリフがキモすぎて吐きそうになってしまった。良い。

「せっかく生まれたんだから」なビーチバムの方がぼくは好み。
小津安次郎監督 モノクロ作品


両親との4人家族の良一と啓二の兄弟
父親の会社の重役、岩崎家の近くに引っ越し新しい学校に転向して来たのだった

早速地元の悪ガキ達と喧嘩し鬱陶しくなり学校をサボる
しかし先生が家庭訪問に現れバレてしまう
厳格な父に大目玉を食らう2人だった

暫くすると悪ガキ達とも打ち解け一緒に遊ぶようになる
その仲間には重役の岩崎の子供もいた

ある時仲間内で自分の父親が一番偉いんだと言い合いになった
兄弟2人も自分達の父親が一番だと信じて疑わない

しかし岩崎の家の16ミリフィルムを見せられた兄弟は父の衝撃的な姿を目撃してしまう。。🎞️







以下ネタバレ


昔はお父さんの方がおかずが1品多かった時代
実家もそこまでではなかったけど子供の頃は会社から帰ってくる迄夜ご飯待たされてました

そんな厳格な頑固オヤジの時代に家とは全く違う同級生の父親に媚びへつらう姿を見るのは辛いだろう。。
抗議する気持ちも分かります😅
父親も見られたことを知りバツが悪く反省しきり。。

この小さな出来事を切り取り映画に出来るのが小津作品の素晴らしさですね☺️

みんな思うところはあるがまた何事も無かったかのように日常が始まっていくのもらしいです





この映画見て思い出した以前友人に聞いた話結構ハードかも。。苦手な方はスルーで😅


団地住まいだった友人Aくん
小5の頃、友達にBくんという子がいて彼のお父さんは30歳後半でどちらかというと反社の方

よく昼間から団地におり2人が遊んでいると「おぃ!こっちこい」と呼ばれ
行くと「おぃ!Aよ!男というものはな、何時なんどきでも備えてないといかん」とか
「Aよ!仁義というのはな。。」とか
「Aよ!男として生き男として死んでいかんと駄目だ!」とか有難迷惑な説法が始まるそうで😅
聞かないと機嫌が悪くなるので一通り落ち着くまでいつもBくんと聞いていたんだとか。。


ある日1人で団地の近くを歩いていると
明らかに怖い人2人が仁王立ち
その内の舎弟らしき人が土下座している人を蹴り回している
そのダイアン津田さんに似た舎弟(20代前半)が「アニキ(20代後半)こいつホンマに使えませんわ💢」と蹴り続けている
「すんません、すんません」と血を流し涙を流しながら誤り続けている土下座の人。。
「ホンマやな、お前もう死んでくれや!」とアニキ
「すんません、すんません、許して下さいぃぃ。。」と涙やヨダレを垂らしながら謝りまくりの土下座の人

えらいとこに通りかかったなぁと思ったAくん
通り過ぎながらチラッと見ると泣きながら謝っている土下座の人と目が合った
Bくんのお父さんだった。。

その瞬間Aくんの脳内にブルーハーツのTRAIN-TRAINが流れブルースが猛スピードで加速していったという。。🎵
わかる、親の親としての顔とか話し方を見たときのあのソワソワ感
テンポが良くて戦後の名作達よりキャッチーな感じがする
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