LaserCats

ヤング・フランケンシュタインのLaserCatsのレビュー・感想・評価

3.9
あのフランケンシュタイン男爵の孫(自称“フロンコンスティン“)を主人公にしたパロディ映画。
ホエール版へのリスペストが伝わってくる作品であり、技術的にもこだわった白黒怪奇映画であり、コメディの傑作であり、素晴らしい愛の物語でもありました。とても忠実なパロディでありながら、面白く外してくるんですよね。
どの登場人物も憎めない人たちで面白かったですが、特に主人公に仕えるアイゴールがお気に入り。エンドロール観るまでジーン・ハックマンが出てたことに気づきませんでした。盲目のおじいさんのもてなしに対する怪物の反応が絶妙でした。馬のギャグも好きだったし、好きな場面を挙げたら切りがないくらい、素敵な映画。哀しくも美しい音楽がまたよかったです。
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