きょんちゃみ

ヤング・フランケンシュタインのきょんちゃみのレビュー・感想・評価

4.1
メル・ブルックス監督。
盲目の老人役はジーン・ハックマン。
フロンコンステイン博士は主演のジーン・ワイルダー。
インガ役で、コメディエンヌのテリー・ガーも出てくる。
怪物役の名優はピーター・ボイル
アイゴール役にマーティー・フェルドマン。
エリザベス役はマデリン・カーン。
ブルッハー役はクロリス・リーチマン。

キャストがみんな最初から最後までずっとふざけているが、実はかなりのシーンが、『フランケンシュタインの花嫁』『フランケンシュタインの復活』のシーンを意識したパスティーシュになっている。

「私はフランケンシュタイン博士だ!」と叫ぶシーンと、怪物が「私は誰からも愛されなかったので、皆の恐怖を煽ってしまった」と独白するシーン、タップダンスのシーンなどは、監督の愛を感じて泣ける。

脳の研究所に行くと、「17時以降はドアの下方についている受け皿から脳を放り込んでください」と書いてあったり、ギャグが延々と続くんだが、楽しい。

Transylvanian Lullabyという曲がかかるのだが、とてもいい音楽で切ない。
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